黒崎真音さん急死 3月11日にライブの予定も…最後のブログで「まだ、やりたいことが残っている」

[ 2023年2月28日 21:15 ]

黒崎真音さんインスタグラム(@maonkurosaki922)から

 アニソン歌手の黒崎真音(くろさき・まおん)さんが16日、持病の悪化に伴い、死去した。28日、所属事務所が公表した。葬儀・告別式は近親者で執り行ったという。

 黒崎さんは2021年12月に急死した女優の神田沙也加さん(享年35)と音楽ユニット「ALICes(アリセス)」を組んでいた。21年9月には配信ライブ中に倒れて救急搬送、硬膜外血腫で緊急手術を受けた。その後昨年7月に復活ライブを行い、11月にはTVアニメ「転生したら剣でした」EDテーマとなった新曲「more<STRONGLY」もリリース。今年に入ってからもミュージカル出演やライブ活動を行い、3月11日にはミニライブとトークショーも行う予定となっていた。

 所属事務所は「自身の映画の公開、夏以降のスケジュールや新曲の発表など、今後の事を話し合っていた中での突然の出来事でした」と報告していた。

 黒崎さんの公式ブログの最後の投稿は昨年の12月18日。神田沙也加さんとの2ショット写真を投稿し「一日も忘れた日がない、という言葉がとてもしっくりくるそんな一年でした」とつづり、神田さんが「彼女が最後にわたしに送ったLINEの言葉は『真音、哀しいよ』」だったと明かし、「最後の言葉を覆すためにわたしは出来る事をすると決めたからです」とした。そのため「まだ、やりたいことが残っているので 彼女がわたしに残してくれたものを 自分なりに昇華していけたらいいなと思っています 忘れないことが存在の証明です これからも忘れない限り生き続けるものがあると信じています 最後の言葉は温かい言葉にしましょうね ずっとずっと『ありがとう』さや」と呼び掛けたものだった。

 ファンからも「沙也加ちゃんの分まで強く生きるって言ってた…本当に信じられません…」「本当に残念でしかたない」「真音ちゃん、沙也加ちゃんに会えましたか?早すぎる2人だけど、また会えていたらいいな」「信じられない…嘘でしょ…ご冥福をお祈りいたします」「天国で神田さんと思う存分歌を楽しんでください」などの声が寄せられていた。

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