「劇場版モノノ怪」公開延期＆櫻井孝宏が降板「女性たちの苦しみと救済」描く「作品性の観点からの決断」

声優の櫻井孝宏
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　2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されたテレビアニメ「モノノ怪」の新作劇場版「劇場版モノノ怪」について、同作の公式サイトなどで28日、2023年内の公開に延期すると発表された。また、声優の櫻井孝宏（48）が演じていた主人公・薬売り役についてキャストが変更になると明らかにした。

　制作を担当するツインエンジンは「2023年内の公開を予定しておりました『劇場版モノノ怪』は、公開時期を延期させていただくこととなりました。誠に申し訳ございません」と公開延期を謝罪。「また薬売り役のキャストを変更をすることと致しました」とキャスト変更も報告した。

　「『劇場版モノノ怪』は舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断となります」と説明。「ファンの皆様にはお詫び申し上げるとともに、変わらぬ応援をいただけますと幸いです」と呼びかけた。

　公開時期と新キャストについては夏頃に発表するとした。

　劇場版は櫻井が主人公・薬売り役、中村健治氏が監督、ツインエンジンが制作を担当することが発表されていた。

　そのうえで「スタッフ一同、作品制作に邁進してまいりますので、準備が整うまで今しばらくお待ちください」としたうえで「クラウドファンディングにご支援くださった方々には、各サイト上および個別メッセージにて、今後の対応をお知らせいたしますので、そちらをご確認ください。今後とも『劇場版モノノ怪』をどうぞよろしくお願い申し上げます」とした。

　櫻井をめぐっては、昨年9月に結婚を公表するも、同年10月に文春オンラインで不倫が報じられ、出演番組の降板が続いている。