元SDN48アイドル、日本が「大好き」も…「子育てとなるとちょっと価値観が合わない」持論展開

光上せあらさん（2012年撮影）
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　AKB48の姉妹グループで2012年に全員卒業という形で解散した「SDN48」の元メンバーで、ブロガーとして活動する光上せあら（35）が28日、自身のブログを更新。日本の子育てに関する価値観について、思いを記した。

　中国で生まれ、幼少期を日本で過ごし一般男性と結婚した光上は、20年9月に長女、21年8月21日に長男を出産。長男に関しては、妊娠中に「NT肥厚。50%ダウン症と言われた」と明かしており、今年1月には国指定難病・ヌーナン症候群の可能性があると医師に告げられたと明かし、大きな話題となっていた。

　子育てについてつづったブログが、同世代から大きな反響を呼んでいる光上。この日は「英才教育はしない方が良いと思った理由」と題するブログを投稿。「この本に書かれている事はとても的を得ているなと思った。これは決して批判ではなく、褒め言葉も含む」として、「組織に従順な人間は、日本では重宝されるかもしれないが、世界では通用しない」と記されている本のページを紹介。「つまり仕事をお願いするときっちり期日までに仕事を終らせ、内容も完璧。お願いした事をお願いした通りに仕上げるそれが日本人なのだろうなぁと思う。技術力の高さは世界でも評価されているとおりだと思うし、車のTOYOTAが世界でとても評価されている理由はまさにそのような事なのかなと思う」と私見を記した。

　続けて「私は日本が大好きだし、だからこの国に住むことが幸せだと感じている。ありがとう日本　住むには最高の場所だし、私は親のビザの関係もあり帰化をしたけど　若い時は日本人になりたいという願望があった」と日本の環境を大絶賛。

　そして「アジアでも日本人といったらブランドがあるといったらあれだけど、高貴なイメージがあるよね」とした上で、「でもいざ子育てとなると途端にちょっと価値観が合わない私がいる」と本音を吐露。「子育てに関しては日本の『正解』だけを取り入れないだろうと思っていてさまざまな価値観に触れたい。子供達が大きくなる頃の世界はもっと競争が激しく本当の意味で優秀で強くなければ生きづらいだろうなと思う」と思いを明かし「ほら、英才教育をしたら将来は安泰！将来の為の勉強！と思って親はやると思うけど、おそらく逆かなと私は思った」と、子供の教育については自身の軸があるといい「大好きな日本で今は子育てする予定だからしっかり私が考えながら物事に取り組まないとなと思っている。学校選びなど」と考えをつづった。

　「決して日本を否定しているのではなく優れた人が多い国だからこそ　そこの流れに乗ればいいだろう、と思わないようにしたい」とし「わたしもまだまだ勉強中。近年は子供を留学に行かせるのが当たり前になっているしね。子育てって本当にさまざまな事を考えさせてくれるよ。だからね、英才教育はしない」と、ブログのタイトルへの“回答”を記して締めくくった。