「タモリ倶楽部」3月末で終了 テレ朝社長、40年の歴史に敬意と感謝 『Mステ』『タモステ』は継続

[ 2023年2月28日 14:30 ]

タモリ
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 テレビ朝日の定例社長会見が28日、東京・六本木の同局で行われ、3月末で終了する同局の名物バラエティー番組「タモリ倶楽部」について篠塚浩社長がMCタモリ(77)への感謝を述べた。

 タレントのタモリが司会を務める深夜の名物番組。同局によると、放送開始から40年の節目を迎え「番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し3月末をもって終了」と判断したという。篠塚社長は「タモリさんはじめ、携わってくれた全ての皆様に感謝」と述べ「3月いっぱい放送はありますので、最後までお楽しみいただきたい」と呼びかけた。

 また、西新常務も「長きにわたってテレビ朝日の深夜の顔として愛されてきた番組。現在テレビ朝日では深夜バラエティーに力を入れていますが、独創的な番組作りは若いスタッフ達にとって刺激。これからも引き継いでいきたい」と今後につなげるとした。

 後継番組については、改めて発表すると報告。タモリが司会を務める「ミュージックステーション」や「タモリステーション」については今後も変更はなく、旬の話題を定期的に放送していくとしている。

 同番組は1982年10月に放送開始。女性がお尻を振るオープニングから、タモリが「毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部でございます」と挨拶するのが定番。毎回ロケや鉄道企画などがマニアックなテーマで展開され、深夜ならではの適当なゆるさもウケて絶大な人気を誇った。ミニコーナー「空耳アワー」は名物として根強い支持を集め、芸能界にもファンが多かった。

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