古谷徹 飯塚昭三さんを追悼「声もお芝居も個性的で存在感のある名優でした」

[ 2023年2月28日 22:45 ]

古谷徹
Photo By スポニチ

 声優の古谷徹(69)が28日、自身のツイッターを更新。急性心不全のため15日に亡くなっていた声優の飯塚昭三さん(享年89)を追悼した。

 「機動戦士ガンダム」ではアムロ・レイを古谷、リュウ・ホセイを飯塚さんが務めた。古谷は「飯塚昭三さんが逝去されました。『氷河戦士ガイスラッガー』『機動戦士ガンダム』『亜空大作戦スラングル』など俳協所属時代にはご一緒した作品も多く可愛がっていただきました」と感謝。

 「明るいお人柄はみんなから慕われ、声もお芝居も個性的で存在感のある名優でした。謹んでご冥福をお祈りいたします」と偲んだ。

 飯塚さんは1952年に日本大学芸術学部に入学。東映制作の特撮ドラマ「超人バロム1」のドルゲ役、「人造人間キカイダー」のハカイダー役、「イナズマン」のバンバ役、「秘密戦隊ゴレンジャー」の鉄人仮面テムジン将軍役など悪の怪人やボスを長年にわたり演じ「50年間も地球征服を企てた男」と呼ばれた。人気アニメ作品でも活躍しており「機動戦士ガンダム」のリュウ・ホセイ役、「世紀末救世主伝説 北斗の拳」のフドウ役、「忍たま乱太郎」の稗田八方斎役などを務めた。さらにナレーション、映画の吹き替えなど、多岐にわたり活躍した。昨年3月には「東京アニメアワードフェスティバル2022」で「アニメ功労部門賞」を受賞した。

続きを表示

2023年2月28日のニュース