石井亮次アナ　4630万円誤送金で有罪判決も闇カジノに「ブラックボックスのまま」「メス入れないと」

石井亮次アナウンサー
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　フリーの石井亮次アナウンサー（45）が28日、MCを務めるTBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に出演。山口県阿武町が誤給付した4630万円をオンラインカジノで使おうとインターネットバンキングにアクセスし、全額を別の口座に振り替えたとして電子計算機使用詐欺罪に問われた田口翔被告（25）に有罪判決が出たことに言及した。

　この日、山口地裁は田口被告に懲役3年、執行猶予5年（求刑懲役4年6月）の判決を言い渡した。小松本卓裁判官は「オンラインカジノで遊ぶ地位を得るために犯行に及び、法規範を軽視する態度も看取できる」と批判。被害額全てが阿武町によって補填され、被告が反省の言葉を述べていることから減軽し、執行猶予を付けた。

　番組は山口地裁からレポーターが生中継し、田口被告の判決を速報。有罪判決になった理由などが紹介された。ただ、石井アナは「やっぱりね、この件、懲役3年、執行猶予5年の判決はそうなんだって分かったんですけど、もう1個、これが最後まで謎。ネットカジノの代行業者が阿武町に（お金を）返した」とフリップを使いながら、4000万円超の大金がネットカジノ代行業者から阿武町に返還されたことを指摘。「4600万カジノで負けて0になってるんですよ？普通、賭け事で負けて“お金返して”って通用しないですよ」と疑問視した。

　「今回はなぜかお金を返してきた。そこには何か後ろめたいものがあるんじゃないの？ってずっと言われてるけど、ここはまったくアンタッチャブル。ブラックボックスのまま進んでいる不思議。ここもメス入れないとダメですよ」と闇カジノの問題が置き去りになっていることに首をかしげた。