鈴木紗理奈も唖然…3700倍レジオネラ菌検出の温泉旅館に「ちょっと酷い」「温泉施設をやるべきでない」

鈴木紗理奈
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　タレントの鈴木紗理奈（45）が28日、TBS系「ゴゴスマ～GO　GO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演。福岡県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉　大丸別荘」が、週1回以上必要な浴場の湯の取り換えを年2回しか行わず、調査で基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出された問題に言及した。

　番組はこの日午前に行われた運営会社の山田真社長の記者会見での発言を取り上げ、湯の取り換えを年2回しか行わなかったことについて「2019年12月以降、湯の管理が不十分となり、新型コロナウイルス（禍）で客が激減して一層ルーズになった」と説明した。「レジオネラ菌は水たまりとか、その辺によくある菌だと思っていた」と弁明した。

　鈴木は「日本って、目に見えないところでしっかりやってくれている信頼があると思ってて、海外の方が日本に魅力を感じるのも日本の信頼だと思ってるんです」と日本の良さについて語り「けど、それがこんな年に2回しか洗わないって普通に自分の家のお風呂入るのでも毎日（湯を）変えるじゃないですか？自分が入ってても汚いなって思うのにいろんな方が入るお風呂で、年に2回はちょっとショック。真面目にやってらっしゃる温泉の方々も風評被害になる」と厳しく批判した。

　番組では山田社長が「レジオネラ菌は水たまりとか、その辺によくある菌だと思っていた」と弁明したことも取り上げ、この発言に鈴木は「水たまりって温泉やのにそのレベル…基準としておかしい」と首をかしげた。

　さらに、山田社長が「レジオネラ症は大したことがない。仮に亡くなられた方があっても、もともと基礎疾患があるとか、たまたまきっかけと言うといかんけど、そんなとらえ方をしていた」などと発言したことにも「ちょっと酷い。なんてこと言う…」と唖然。「本当にビックリなんですけど、こういう旅館って年配の方が“ここに来るのが夢だね”って来る方も多い。年配の方への配慮もまったくない。なんで記者会見したんでしょうね。こんなこと言う…こういう方が温泉施設をやるべきでない」と記者会見で飛び出した社長の発言の数々に驚きを隠せない様子だった。

　そして「（温泉は）疲れてる体を癒やしに行くのもそうですし、私たちお客からしたら1人だろうが100人いようが同じ。その温泉を楽しみに行ってるわけで。旅館側が客が少ないから今日は手を抜いていいって言い訳にならない」と指摘。「たとえ1人のお客さんであっても温泉入るなら同じようにきちんと管理してサービスするのが当たり前。そもそも温泉って健康になりに入るのに、そもそもがおかしい」と最後まで憤っていた。