武井壮、SNS社会に生きる若者に警鐘　回転ずし店の迷惑行為などの発信「よく考えた方がいい」

武井壮
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　タレントの武井壮（49）が、31日放送のフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。回転ずし店で続々と発覚している、客による迷惑行為について「世の中に拡散されることが問題」として私見を述べた。

　問題行為が次々と発覚している回転ずし店。SNS上で迷惑行為をアップするいたずらが後を絶たず、大手「はま寿司」では、他の客が頼んだ握り寿司に勝手に「わさび」を乗せる迷惑行為があり、同社は25日に被害届を提出した。また、ネット上では新たに「スシロー」とみられる店内で、客の男性が指に唾をつけ、回転している寿司のネタに塗り付けたり、置いてある湯飲みや醤油ボトルの口をなめて戻したりする行為が拡散され、同社は「早急に警察と相談させていただきながら刑事民事の両面から厳正に対処してまいります」と発表している。

　これに対し意見を求められた武井は「やっている行為自体、大したことじゃないという感覚を持っている人もいると思うんだけど、これが発信できる時代じゃないですか。世の中に拡散されて、“この店舗に行きたくない”と思う人が増えたりとか、2次的な被害が波及してしまうことが凄く問題だと思う」と指摘。「厳罰にという声で防御策を取らないと、企業は大きなダメージを被ってしまうこともあると思う」と、店舗が受ける被害を考えるべきだと私見を述べた。

　続けて「いたずら行為をすることだけが問題なのではなくて、発信して世に広めるということがどれだけ社会に甚大な影響を与えるのかということを、よく考えた方がいい」と、SNS社会に生きるすべての人へ警鐘を鳴らした。