元アイドル、第2子妊娠中に感じた異変を告白「頭が真っ白に…」 出生前検査の賛否に言及

[ 2022年12月28日 12:37 ]

光上せあらさん(2012年撮影)
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 AKB48の姉妹グループで2012年に全員卒業という形で解散した「SDN48」の元メンバーで、ブロガーとして活動する光上せあらさん(34)が28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。第2子妊娠中に起こった出来事を明かし「誰かの参考になったらいいな」と呼びかけた。

 一般男性と結婚した光上さんは、20年9月に長女を出産。長女出産から2カ月後に第2子妊娠を発表し、21年8月21日に長男を出産した。光上さんはこの日、「息子の生まれる前から気になっていた事についてYouTubeで説明させていただきました」とつづり、動画を投稿。「NT肥厚。50%ダウン症と言われた息子。命の選別とは。」と題した動画の中で、第2子妊娠初期の超音波検査の際、後頸部に影があったことを明かした。

 「NT肥厚」と呼ばれるこの現象は、染色体異常や心奇形などの可能性があるとされている。光上さんは「頭が真っ白になりました。夫の前で“どうしよう”と、毎日泣いていました」と明かし、「産後2か月で妊娠してしまったせいではないか」と自分を責めたという。

 光上さんはその後、出生前診断を受けることを決意。精度の高い検査として「絨毛染色体検査」「羊水染色体検査」の2種類があるといい、よりリスクの低い羊水検査を勧められたというが、こちらは結果の判定に1カ月近くかかってしまうことから、「リスクを踏まえた上で、私たちは3~7日で結果が出る絨毛染色体検査をすることにしました」と報告した。

 検査の結果、異常は見られなかったという。その後無事に出産し、今年1歳を迎えたが、現在は同い年の子供と比べ体が小さいことが気がかりだと吐露。「少し心配だなと、悩んでいた所、出生前診断を受けたクリニックに悩みを相談した」といい、その結果「ヌーナン症候群」の可能性が指摘されたという。「ヌーナン症候群」は、NT肥厚だった子供がなりやすいとされているが、治療が可能。光上さんは「今後の展開はブログで紹介します」と呼びかけた。

 今回、これらの経験を明かそうと思ったきっかけについて「一つの情報として、これから出産するママ、子育て中のママの参考になれば」と思いを告白。「これらの可能性を指摘されたら、心配することになると思うし、産むか産まないかというのはもの凄く大きな決断。そもそも出生前検査に進むって否定的に言われることもあるんですけど、私は命って簡単に決められることじゃないから、出生前検査を否定するつもりはない」とし「あくまでひとつの情報として皆さんの所に届いたらいいな、と思っています」と呼びかけた。

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