【紅白リハ】なにわ男子　初々しくポップに初出場　道枝「7人らしくLOVEとPEACEを届けられたら」

＜第73回NHK紅白歌合戦リハーサル＞フォトセッションに臨むなにわ男子の（前列左から）大橋和也、道枝駿佑、西畑大吾、大西流星、（後列左から）藤原丈一郎、長尾謙杜、高橋恭平（撮影・尾崎　有希）
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　大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」（後7・20）のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールで始まり、初出場となるジャニーズ事務所の7人組「なにわ男子」が登場した。

　初の大舞台でなにわ男子はデビュー曲の「初心LOVE（うぶらぶ）」を披露。視聴者とステージ演出をシェアし、パフォーマンス中に、視聴者Twitterの「いいね」や「リツイート」。データ放送の「決定ボタン」を押すと、総数に合わせて特殊演出がグレードアップする視聴者参加型の演出となる。

　リハーサルでは、バックスクリーンは水色背景にシャボン玉やハートが飛んだりするような映像をバックにポップなステージを演出。いつものように元気に、初々しく報道陣の前に登場すると、道枝駿佑は「今回初出場と言うことなので、7人らしくLOVEとPEACEを届けられたらなと思います」と意気込み。過去に、ジャニーズJr.として、関ジャニ∞のバックとして紅白のステージに立ったこともあるが、「そのときは右も左も分からないような感じで、瞬間的に終わったような感じ」と西畑大吾。「今回はいつものNHKとは違った感じ。緊張したという意味でもいいリハーサルになったのかなって思います」と気を引き締めた。

　忙しかった1年を振り返り、長尾謙杜は「個人でもグループでもたくさんの経験をさせていただいたので、大きくなれた1年でした」と充実の表情。大西流星は漢字一文字なら「輝」だといい、「本当にキラキラした世界で歌わせていただいたり、お仕事させていただいて、自分たちもいろんなお仕事をしてて、アイドルしてるなって実感した1年だった」と話した。

　高橋恭平が「『色』。グループとしても色が出ましたり、グループとしてすごく明確になった1年だった」と話せば、道枝は「『忙』。グループとしても個人としても。1人ひとりがなにわ男子のためにグループに還元できた2022年だったと思う」。藤原丈一郎は「『歩』。ファーストライブツアーで9公演、僕らもその会場に行かせていただいた。野球が大好きなので見に行ったという意味でも」とコメントした。

　西畑は「『親』。大阪から東京に来て、両親の有難みをより感じた１年」とし、「紅白出られたことが1番の親孝行になったかなと思います」と笑顔。大橋は「『笑』。今年笑うことがすごく多くて。忘年会行ったりとか、その感じがすごくいいなと思って、これからもそんな感じだといいなと」と話した。

　来年について、大西は「2022年はいろんな仕事させていただいて、もっともっと自分たちの可能性を信じて、こういうのもアイドルやるんや！って思ってもらえるようにしたい」と意気込んだ。

　73回目を迎える今年の紅白は、改修工事を終えたNHKホールで２年ぶりに開催。同所での有観客での開催は、3年ぶりとなる。司会は大泉洋（3年連続）と橋本環奈（初）桑子真帆アナウンサー（２年ぶり4度目）。スペシャルナビゲーターとして「嵐」の櫻井翔も参加する。

　ゲスト審査員は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE＆PEACE―みんなでシェア！―」。