【紅白リハ】乃木坂46・齋藤飛鳥 思い出のセンター曲で最後の紅白「キラキラできるように」

[ 2022年12月28日 13:50 ]

<第73回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションに臨む乃木坂46の(前列左から)秋元真夏、山下美月、齋藤飛鳥、梅澤美波、(後列左から)与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香、久保史緒里(撮影・尾崎 有希)
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 大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールで始まり、乃木坂46からの卒業を発表している齋藤飛鳥(24)が、最後の紅白への意気込みを語った。

 来年あらためて卒業コンサートを行うものの、年内で一度活動にひと区切りを付ける齋藤は、大一番を前に「みんなでステージ立てているっていうのがすごくうれしくて、大切なことだと思うので、私はそれをしっかりとかみしめて、あとはみんながこれからもキラキラできるように、見てくださる方に年末はキラキラを届けられるありがたい機会だと思うので、来年からの乃木坂もこんなふうにキラキラなんだろうなと思いながら見ていただけたら。とにかく明るく楽しくできたら」と語った。

 キャプテンの秋元真夏は「齋藤飛鳥ちゃんの卒業があるので、同期のメンバーとしても背中を押して、旅立つ姿を見届けたい」とエールを送った。

 後輩の山下は「飛鳥さんの背中を見られるのも残り少ないと思うと本当に寂しい気持ちでいっぱい」と思いを吐露。「乃木坂にすごい力をくださった偉大な先輩なので、最後の最後まで目に焼き付けて」と呼びかけ、「こんな華奢なんですけど、背中は大きく見えるので。飛鳥さんの意志を私たち後輩が受け継いでいけたら」と思いを吐露。この1年の漢字一文字について、「飛」とした梅澤美波。「全国ツアーも5期生とみんなでグループとしても絆が深まった。飛鳥さん“か”でもあるので」とその真意を明かした。

 音合わせでは、ワインレッドのドレスっぽい揃いの衣装で齋藤はセンターを務めあげた。後方スクリーンにメンバーたちの思い出の写真が写真フイルムのようにたくさん流れる演出で、グループの歴史を感じさせる演習となった。

 2012年に「AKB48の公式ライバル」としてCDデビューした乃木坂46。結成メンバー最年少の齋藤は当初、歌唱ポジションも最後列や、選抜落ちも珍しくなかった。そんな齋藤が、成長を実感し、グループの中心メンバーとして責任を担うようになったきっかけの作品が、今回披露する「裸足でSummer」だ。

 16年に発売された、いわゆる“夏ソング”だが、シングルで齋藤が自身初のセンターを務めた特別な楽曲。コンサートではサビで観客のコールが入る、アゲアゲソングで、アイドル最後の姿を披露する。

 73回目を迎える今年の紅白は、改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりに開催。同所での有観客での開催は、3年ぶりとなる。司会は大泉洋(3年連続)と橋本環奈(初)桑子真帆アナウンサー(2年ぶり4度目)。スペシャルナビゲーターとして「嵐」の櫻井翔も参加する。

 ゲスト審査員は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE&PEACE―みんなでシェア!―」。

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2022年12月28日のニュース