Sexy Zone・マリウス葉、芸能界引退 小室圭さんと同じ道「国際弁護を勉強」

[ 2022年12月28日 05:09 ]

Sexy Zone
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 活動休止中だった「Sexy Zone」のマリウス葉(22)が大みそかの「ジャニーズカウントダウン」への出演をもってグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所する。芸能界からも引退する。現在はスペインの大学で国際弁護を勉強中。秋篠宮家の長女眞子さん(31)と結婚し、米ニューヨーク州の弁護士試験に合格した小室圭さん(31)と同じ道を目指すことになりそうだ。

 2020年12月から体調不良のため芸能活動を休止していた。「(生まれ育った)ドイツで心身医療の専門家のサポートを受け、治療と療養に専念していましたが、その期間が、自分の人生を振り返り、自分と向き合う機会ともなりました」と説明。日常生活を取り戻すため昨夏ごろから学業を再開し、昨年9月にスペインの大学に編入したという。「日本に帰国して芸能界に復帰するという未来図を描くことがどうしてもできなかった」と経緯を明かした。

 ドイツで誕生したマリウスは芸能界入りへの関心は低かったが、元宝塚歌劇団男役だった母の強い意向により11年1月にジャニーズ事務所入り。3月から日本で暮らし始めた。

 Sexy Zoneは故ジャニー喜多川さんが選考を重ねて選出。マリウスは端正なルックスと英語を話せるという国際性から抜てきされ、11月にジャニーズ史上最年少の11歳でCDデビューした。その後成長期を迎え、バランスを重視するジャニーさんのグループ本体の活動の構想を外れたこともあった。

 近況については「哲学と政治、法学、経済という4つ、すなわち国際弁護というのを勉強している」と説明。「これらの知識を活用し、世界中の困った人たちや国際社会の役に立てる人間に成長していきたい」と将来の構想を語った。

 国際弁護と言えば、小室さんが3度目の挑戦で米ニューヨーク州弁護士資格試験に合格したように難関で知られる。マリウスは、芸能界引退後も国際的な舞台で挑戦を続ける。

 ◇マリウス 葉(よう)2000年(平12)3月30日生まれ、ドイツ・ハイデルベルク出身の22歳。ドイツ人の父、日本人で元タカラジェンヌの母、姉、兄の5人家族。ドイツ語、英語も話せるトリリンガルでもある。13年にテレビドラマ「コドモ警視」で初主演。

 ≪メンバーからエール≫▼中島健人 自分たちも夢を追いかける立場として、新たな夢を見つけた人間の背中を後押ししない選択肢は違うんじゃないかなと思った。僕ら4人もしっかり後押ししたいなとマリウスの言葉から心から思えた。

 ▼菊池風磨 こんなに小さかったマリウスがいろんなことを学んだ上で、“僕はこれをやっていきたいんだ”と僕らに言ってくれたことに凄く胸を打たれた。僕ら5人の決断としてまた5人でここから歩めたら。

 ▼佐藤勝利 マリウスの健康と夢を絶対に応援するということは決めて、それは変わらずに話し合えた。マリウスのことを大事に思って決めた決断ということがファンの皆さんに届いてほしい。

 ▼松島聡 マリが一人一人の幸せを願っているように、僕らもマリの幸せを願っている。一番伝えたいのは、別々の道になるけど、一緒に歩んでいく形は変わらないし、関係性はより濃いものになる。

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2022年12月28日のニュース