千鳥冷や汗「シンプルに失礼やん!」 超有名元五輪選手に街頭インタビュー ギャル芸人「オリンピスト?」

[ 2022年12月28日 18:24 ]

「千鳥」の大悟(左)とノブ
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 お笑いコンビ「千鳥」が、27日深夜放送のABCテレビ「相席食堂」(火曜後11・17)に出演。ロケ企画で冷や汗をかく場面があった。

 この日の番組は「もうひとつのM-1GP後半戦!」として、マセキ芸能社の芸人がロケを敢行。その面白さを、スタジオで千鳥が採点するという企画で、ギャルの女性芸人「ゆーびーむ」が登場した。

 向かった先は群馬県藤岡市の道の駅「ららん藤岡」。「道の駅なのに、すごくな~い」とはしゃぎながらインタビューをする「ゆーびーむ」は、ある男性に「地元の方ですか?」と声を掛けると「東京の杉並です」。半袖にサンダル姿のラフな格好の男性は「群馬県に登山に来ました。妙義山」と、妙義山には過酷な登山道があるという話をしていた。

 すると千鳥・大悟が「なんか、堂々とした人やな」と首をかしげていたが、番組恒例の「ちょっと待て!」ボタンを押し「スキーの荻原さん?」と一言。男性はマスクを掛けていたため、表情が見えず、ノブは「ゆーびーむも気づくやろ。こんな間近で見ていたら」と画面を凝視した。しかし大悟は「ゆーびーむの時代はまだ。わしらが小学校の時やから」と世代の違いを指摘した。

 結局、スタッフの一人が「荻原さん」と気が付いたが、ゆーびーむは「誰?」とあたふた。ノブは「シンプルに失礼やん。ゆーびーむは仕方ないよ、年代が違うんやから。スタッフ、何を普通に帰しとんのよ」と“一般人”として撮影を終えたスタッフに、冷や汗をかいた。

 さらにゆーびーむが追いかけた先では、若いADが、出演交渉する場面がチラリ。「おい、待て、待て。AD、知らん一般人として行っとんぞ、あれ」と大悟は叫び、ノブは大爆笑しつつ「撮影の許可取りでしょ、あれ」と、若い女性スタッフが出演許可を取る失礼な場面に目が点になった。「これ、一番失礼やで」と大悟も話し、ノブは「この後、名前と住所を書いてもらって、ABCグッズをあげんねん。ちょっとお気持ち程度です、って」と交渉の様子を披露。「メダリストに?」と大悟も苦笑いした。

 結局、男性の正体は、スキーノルディック複合の元選手で長野五輪に出場したスポーツキャスターの荻原次晴氏。ゆーびーむが「メダリストさんですか?」と声を掛けたが「僕の兄がメダリスト。朝日放送さんにはお世話になっていますよ」と、兄の健司氏を紹介する神対応を見せた。「やばい、オリンピスト?」というゆーびーむに対して、次晴氏は「オリンピアンと言います」と諭し、さらに「こういうロケはお客さんいなくて大変でしょ。自分との戦いじゃないですか。頑張ってください」と最後まで優しい態度だった。

 大悟は、まさかの有名人との遭遇に「ギャルのひきやな」と強運ぶりを笑うしかなかった。

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