立憲のネクスト内閣 住田裕子弁護士が発表ポストに指摘「外務と安全保障は同じ方ではなくて…」

[ 2022年9月14日 19:01 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 元東京地検検事で弁護士の住田裕子氏が14日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとして生出演し、立憲民主党が13日に発足させた「次の内閣(ネクストキャビネット)」について私見を語った。

 各分野で与党と渡り合うための役割を担うことを期待しているもので、次の政権を担う準備ができていることをアピールする狙いもある。泉健太代表をネクスト首相、長妻昭政調会長をネクスト内閣官房長官に、玄葉光一郎氏をネクスト外務・安全保障大臣に、それぞれ起用した。この動きに、大阪府の吉村洋文知事は「古株の人たちから幹事長とか実質そういう人たちがキャスティングボートを握るような政党ですから、次の内閣といっても期待できない」とバッサリ。松井一郎大阪市長も「ずっとネクストでいてもらった方がいい」と皮肉を口にした。

 2人の意見について、住田氏は「悪夢の民主党政権というのをたぶんお二方はおっしゃっていると思うんですけど、やはり私は小選挙区でも政権交代があった方がいいとは思います。政策を練っていくためには」と私見を語った。

 また、玄葉氏が国防の重要ポストを“兼任”していることに、「外務と安全保障は同じ方ではなくて、海外でいくと防衛と外務は“2プラス2”で重要」と指摘。「ましてやウクライナ情勢がありますから。そういう意味では、防衛問題をどう考えているのか、非常に気になる」と述べた。

続きを表示

2022年9月14日のニュース