「セブン銀行」の神対応が話題　利用者の「『お金ないでしょ』に聞こえる」ツイートでATMの音を変更

セブン銀行公式ツイッターアカウント

　大手流通企業グループ「セブン&アイ・ホールディングス」傘下の銀行「セブン銀行」の公式ツイッターは13日、昨年から順次実施しているATMの音の変更について言及した。

　「セブン銀行」では2020年から、従来の機械とはデザインを刷新した新型ATM機の設置を進めていた。今年5月には、新型ATM機の起動時の音について「ピアノの音を使用しています！実は様々な工夫が施されているんです」と呼びかけていた。

　この音の変更を巡っては、2021年11月、ATMを使ったユーザーが、ツイッター上に「セブンのATMでお金下ろす時の音が『お金ないでしょ』に聞こえる最近つらい」と投稿。このツイートに対し、セブン銀行公式アカウントは今月13日に「突然のご連絡、失礼いたします。約10カ月ほど前にはなりますが、当社ATMに関するツイートを受け、新型ATMの操作音を変更いたしました！お客さまに明るい気持ちでご利用していただけるよう検討してまいりましたので、今後お使いの機会に是非ご体感ください」と直接返信した。

　このほかにも、ATM音に苦言を呈したツイートに対し「お声を基に、カードや紙幣をお出しする際の音色を変更いたしました。再度、ATMをご利用いただく機会がありましたら、率直なご感想を伺えますと幸いです」と一つ一つ個別に返信するなど、企業のアカウントとしては異例の対応を行っている。

　この対応に、ネット上では「セブン銀行さん、利用者のツイートでATMの操作音を変更……素晴らしい！！」「確かに【お金ないでしょ～】って聞こえる」「自分のツイートが理由で日本の何かが変更されるって凄い」「誰もリツイートしてないツイートに反応したのが凄い」「凄い柔軟性」「セブン銀行好きになりました！」と大きな反響を呼んだ。