錦織一清 ジャニーさんからの“ダメ出し”はリアルタイム「本当に怒られながらやっていた」

[ 2022年9月14日 17:00 ]

俳優で演出家の錦織一清
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 俳優で演出家の錦織一清(57)が14日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金前11・30)にゲスト出演。故ジャニー喜多川氏からの「ダメ出し」エピソードを語った。

 ジャニーズ事務所で「少年隊」で活動していた時から現在に至るまで、数々の舞台演出を手掛けている錦織。「舞台演出に関する忘れられない出来事」にはジャニー氏とのエピソードもあるという。「若いころのステージとか、ジャニーさんが今の僕ぐらいの年代はもうバリバリだった。今、舞台ってポジショニング(どの位置に立つか)のナンバリングされているけど、僕らの時代はそれがあんまりなくて。(少年隊)3人で場所を取る間隔を作るのって、センターは誰か取れるけどその左右は…。間隔が踊っていくとズレていくのが、やっぱりジャニーさんは嫌だったみたいで」と錦織。

 ジャニー氏は本番中、会場の1番後ろから舞台に目を光らせていたという。「僕ももっと目が良かった時代だから、(会場の)1番後ろのへばり付いてメモ用紙を持っているジャニーさんが分かるんです。首傾げちゃ何かを書くっていう…。で、位置取りが出来ていないと“もっとこっちに寄れ、寄れ!”って大きな振りで、もうずっ~と」とし、「ショーはお客さんに向けてやらなきゃいけないのは重々分かっているつもりだけど、やっぱり後から怒られちゃう。僕らも本当にジャニーさんに怒られながらやっていました。“その歩き方じゃお客さんの気持ちが冷める”“もうちょっとフォーマルにそのナンバーは違うから歩かないと”とか…うるさいんです」と回想。

 「だけど、(ショーの)後半のほうになって(ファンの)女の子がスタンディングで応援してくれるようになると、ジャニーさん背が小っちゃいから見えなくなっちゃうから…1番後ろで。それで良かったなって」と、お得意のジョークを交えながら懐かしそうに語った。

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2022年9月14日のニュース