朝ドラバトンタッチ「ちむどんどん」最終回へ黒島結菜「物語がどどどっと」次回作「舞いあがれ!」福原遥と

[ 2022年9月14日 18:01 ]

大阪放送局で恒例の朝ドラバトンタッチセレモニーを行った(左から)「舞いあがれ!」ヒロインの福原遥と「ちむどんどん」ヒロインの黒島結菜(C)NHK
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 今月30日に最終回(第125話)を迎えるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)のヒロインを務める女優の黒島結菜(25)が14日、大阪放送局を訪れ、10月3日にスタートする次回作「舞いあがれ!」のヒロインを務める女優の福原遥(24)と恒例のバトンタッチセレモニーを行った。

 福原は役衣装。セレモニーは「舞いあがれ!」のセット、主人公・舞(福原)の実家でもあるネジ工場の事務室で行われた。

 最終回に向け、黒島は「『ちむどんどん』は暢子がまた1つ新たな決断をし、物語がどどどっと進んでいきます。暢子が人生でどういう選択をするのか、そして、家族の話なので、4兄妹がそれぞれの道で人生での幸せを見つけていきますので、そこに注目して見ていただけたら、うれしいなと思います。最後までよろしくお願いします」と呼び掛け。

 放送スタートに向け、福原は「舞という女の子が夢を見つけてその夢に向かって自分のペースで一歩一歩進んでいくその成長を見ていただき、少しでも皆さんに勇気だったり、笑顔を届けて、今日1日頑張ろうと思ってもらえるような作品になればいいと思います。また、ものづくりの町・東大阪や自然いっぱいの五島列島の魅力がたくさん詰まっていると思うので、そちらも楽しんでいただければいいなと思います」とアピールした。

 「ちむどんどん」は朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 「舞いあがれ!」は朝ドラ通算107作目。NHK「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子氏が朝ドラ脚本に初挑戦するオリジナル作品。1990年代から現在、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島を舞台に、ヒロイン・岩倉舞がパイロットと飛行機作り、空を飛ぶことの夢に向かう姿を描く。脚本は嶋田うれ葉氏、佃良太氏との3人体制。

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