元人気エンタ芸人、怪談を無許可で“丸パクリ” 作家が抗議「あまりにもひどすぎる」番組は配信停止

[ 2022年9月14日 17:53 ]

「エンタの神様」で人気を博していたキック(08年撮影)
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 「エンタメ~テレ」の公式ツイッターが14日に更新。かつて「エンタの神様」などで人気を博したお笑いタレントで、現在は占い師でもあるキック(42)が、番組内で著作権侵害をした恐れが高いと判断し「該当回の放送および配信を停止しました」と報告した。

 公式ツイッターでは「先日『超ムーの世界R』にて著作権侵害行為があるという指摘を受け調査を行った結果、著作権侵害の恐れが高いと判断し、該当回の放送および配信を停止しました」と報告。「また#176以降キック氏の出演予定はございません。著作権者の方をはじめご迷惑をおかけした皆様に深くお詫びいたします」と謝罪した。

 番組をめぐっては、作家・小原猛氏が3日に自身のツイッターで「先程録画したメーテレの番組を見ました。名前からジュールクニチから全部パクリでした。パクリでなければ『沖縄の怖い話』(TOブックス)のそのまんま朗読でした。『超ムーの世界R』シーズン222のサイキック芸人キック氏の話。私は許諾もなにもしておりません」と、文章を掲載。

 「週明けに弁護士と協議の上、正式に訴えることにしました。2018年の放送らしいですが、それにしても丸っとパクっています。もう一度言いますが、私は許諾も出しておりません。主人公の名前から何からそのままでいい逃れなど出来ません。あまりにもひどすぎるので、この場を借りてサイキック芸人キック氏には正式に抗議します」と投稿していた。

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