田崎史郎氏 石破元幹事長の岸田政権“国葬”への苦言に「危険信号、党内の批判が膨らんでいる表れ」

[ 2022年9月14日 13:13 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が14日、TBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。自民党の石破茂元幹事長が13日の総務会で、国葬実施の決定過程に国会が関与する仕組みを作ることが、国民の理解を得る上で重要だとの見解を示したことに言及した。

 石破氏は、安倍晋三元首相の国葬については「決まった以上、粛々と行うべきだが、賛成の割合が増えるよう努力しなければいけない」と指摘した。

 田崎氏は「岸田首相に対する苦言が公然と表に出てくるのは危険信号、党内の批判が膨らんでいる表れ」とし、「岸田政権は昨年の10月に発足して、今まで総務会とか、ほかの場面でも政権を批判するようなことが表に出たことはたぶんなかったんです。裏ではいろいろ言われてますよ。表で堂々と批判するようになってきた。これは参院選が終わった影響もあると思う。参院選まではとにかく党が一致団結してこの選挙を勝ち抜くんだっていう思いでやってきた。その参院選挙という重石が外れて言いやすい、しかもこういう政権側のある種の失敗が重なっているということで、石破さんのような発言が出て来たと思う」と自身の見解を述べた。

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2022年9月14日のニュース