宮澤エマ 三谷幸喜氏からの“ダメ出し”明かす「くそ~!とか思いながら…」

[ 2022年9月5日 17:50 ]

女優の宮澤エマ
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 女優の宮澤エマ(33)が4日放送のTOKYO FM「いいこと、聴いた」(日曜1・00)にゲスト出演。現在出演中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の脚本を手掛ける、三谷幸喜氏からの「ダメ出し」について明かした。

 
 同作で、小栗旬演じる北条義時の妹・実衣役を務めている宮澤。パーソナリティーを務める秋元康氏は、かねてから宮澤の大ファンであり、脚本家が求める芝居を体現するセンスが最高に良いとした上で、「三谷幸喜さんは素晴らしい本を書いているけど、それをどういう間で言うのか?監督がいても間は作れないから」と称賛。これに宮澤は「でもだから怖い部分はあります。三谷さんの本っていただいた時点で読んでいて既におもしろいから、よりおもしろくするのを委ねられていると思うと絶対に間違えられないというか」とし、「特に前半の部分は(セリフが)一言ぐらいしかなくて、長回しで撮って最後の一言とかが多かった。誰かと会話している記憶がなく、ただ一言言って何も反応もないままカットみたいな感じだったので」と回想した。

 実衣は後に阿波局(あわのつぼね)と称される女性だが、史実上で残っていることは少なく消息不明な部分が大きいため、逆に役作りに生かされたという。「逆に言えばフィクションが作りやすい部分だった。前半はずっと不思議なツッコミの立ち位置だったが、後半になって実朝という人が次の鎌倉殿になった時には、実衣は実朝の乳母だったので…ここから少しキャラクターもぐんぐん前に出てくる感じです」と明かした。

 三谷氏からたまに「ダメ出し」があるという。「ショートメッセージでダメ出しがきたりするんです。『今日のはちょっと違ったな』とか書いてあったりして、くそ~!とか思いながら自分でも分かっていることが多くて、三谷さんは笑いにとても厳しいです」と宮澤。「(舞台を含めて)三谷さんの作品に出るようになってから、日本のコメディーの奥深さと難しさってものを痛感する日々で…」とし、「三谷さんがやって見せるとおもしろいんだけど、自分がやるとおもしろくなかったり。三谷さん何かやってくださるんですよ。さすがに今の『鎌倉殿』ではやっていないですけど」と打ち明けた。

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2022年9月5日のニュース