「どうする家康」“異色”のロゴ決定!番組CPも意表突かれた「丸いマーク」転がり続けた家康の人生の旅路

[ 2022年9月5日 17:05 ]

来年2023年の大河ドラマ「どうする家康」の番組ロゴ(C)NHK
Photo By 提供写真

 嵐の松本潤(39)が主演を務める来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)の番組ロゴ(タイトルロゴ)が完成し5日、お披露目された。“異色”の円形のデザイン。「円形の塊は、一本道ではいかず必死に時代を転がり続けた家康の人生の旅路を表現している」とのコンセプトが込められた。

 希代のストーリーテラー・古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生んだ古沢氏は大河脚本に初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。

 番組ロゴは、3人の若手グラフィックデザイナー・浅葉球氏、飯高健人氏、石井伶氏によるデザインユニット「GOO CHOKI PAR(ぐー・ちょき・ぱー)」が担当。

 オファーした制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは「彼らがつくったロゴは全く意表を突いた、丸いマークのロゴでした」と驚き。

 「家康の人生は波乱万丈で、必死に転がり続けるようで円形になったと…。そう言われれば、徳川家の葵の御紋のようにも見え、家康の和を尊ぶ精神を表現しているような。家康が目指したのは四角四面でなく、多様な価値観を受け入れる丸い世の中でした。甲冑にロゴを重ねたイメージ画は、鎧に家康の刻印が押され、彼の不屈の生き様、不動の精神を示しているようにも見えます。大河ドラマのタイトルロゴとしてはちょっと変わっていますが、そこには深いメッセージが込められています。ドラマ共々親しんでいただけるとうれしいです。放送開始まで、もうしばらくお待ちください」と手応えを示した。

 ロゴのコンセプトは「どうする、どうする。家康の頭の中は、ぐるぐるぐる。行ったり来たり、巡り巡って気づけばまるっと天下統一」「強くもあり、弱くもある。怒りもあり、優しさもある。時代の激流の中で、揺れ動く家康の人間味あふれる生き様」「松本潤さんが表現する新しい家康像を、有機的かつ躍動感のある文字の表情で描き出したいと考えた」「悩みながら、翻弄されながらも、なし得た天下統一の偉業。円形の塊は、一本道ではいかず必死に時代を転がり続けた家康の人生の旅路を表現している」。

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2022年9月5日のニュース