長谷川ミラ LGBTQ“静かに隠して生きて”発言の市議に私見「あなたが静かに…怒りがふつふつと」

[ 2022年9月5日 11:20 ]

長谷川ミラ公式インスタグラム (@jenmilaa)から

 モデルの長谷川ミラ(25)が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。今年6月、栃木県下野市の石川信夫市議が定例議会の一般質問で、LGBTQなど性的少数者に関して「できたら静かに隠して生きていただきたい」などと発言したことについてコメントした。

 石川市議は県のパートナーシップ宣誓制度導入に反対の意思を示し「制度を設けて社会に認めさせることがいいのか疑問に思う。後世に憂いを残す」などと主張。市長の答弁に対しては「市長は人権と言いますけれども、人権の上に神権というものがある、神様の権利があることを忘れちゃいけません。差別をしているんじゃない、区別をしたんだと。男女を区別をしたんだということ、これを忘れてはいけない」などと持論を展開した。石川市議は4月の市議選で当選、政治団体「幸福実現党」の県本部代表を務めている。

 長谷川が「信仰はいったん置いておいて、心の中で思っていていいことと、議論の場だったりとか社会で話していいことは全く違うと思っていて、勝手に心の中で思うのはいいと思うんですけど、こういった場で、一つの意見として言うのはどうなんですか。市議会で認められているからしようがないとしか言えないんですかね」と話すと、橋下徹氏は「本来は宗教の話は宗教の場でやってもらいたいんですけれども、ただ日本の議会という所では、ああいう発言があっても特定の人の誹謗中傷でなければ、基本的には言論でやり合う。だから長谷川さんのような意見をきちっと議員にぶつけて、最後は有権者が選挙で審判を下すという手続き、プロセスが認められているのが今の日本社会ですよね」と自身の見解を述べた。

 これに長谷川は「(市議の)発言の中の“男性が心は女性なんだと言って女性のお手洗いに入ったり”という部分は、たしかに引き続き議論が必要な部分ではあると思うんです。ただ“静かに隠して生きていただきたい”っていうのは、逆に言いたいです。あなたが静かに…怒りがふつふつと出てきます。合わせて“私は差別主義者ではありません”と前置きすれば、何でも言っていいみたいなのもちょっと違う、どうなんでしょうかね、これは」と自身の考えを話した。

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2022年9月5日のニュース