「ちむどんどん」暢子「うちは矢作さんとは違います!」イライラも謝罪 二ツ橋“勇気ある撤退のススメ”

[ 2022年9月5日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第106話。矢作(井之脇海)に謝罪する暢子(黒島結菜)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は5日、第106話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第106話は、暢子(黒島)の沖縄料理店「ちむどんどん」がオープンして3カ月。開店当初は顔なじみが押しかけて大盛況だったが、その後は客が減る一方。何とか客を呼び込もうと、暢子はチラシを配ったり、二ツ橋(髙嶋政伸)に相談したりするのだが。その頃、賢秀(竜星涼)が働く千葉の猪野養豚には、清恵(佐津川愛美)の過去を知る男が現れ、清恵の秘密が暴かれる…という展開。

 暢子は食欲が落ちていた。

 矢作(井之脇海)は「一生懸命は誰でもできる。客商売は結果がすべてだろ。早めに閉店した方が傷は浅くて済むんじゃねぇか。結果が出せなきゃ、つぶれちゃうの!」。独立開店に失敗した経験がある矢作に、暢子はイライラから「何があっても、このお店は締めません。うちは矢作さんとは違います!」と言い返した。

 昼食後、頭を冷やした暢子は謝罪。自分の店が傾き始めた時、周囲に当たり散らした矢作は「謝ることができるおまえは、大したもんだ」と語り掛けた。

 その後、独立開店に失敗した経験がある二ツ橋がちむどんどんに来店。暢子に「あなたは飲食店で成功するために生きているわけではありません。幸せになるために生きてるんです」などと“勇気ある撤退(閉店、休業)のススメ”。暢子と和彦の決断はいかに。

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