声優・日高のり子、ドラマ「遺留捜査」8日第9話に出演 謎めいた花街の女将役を熱演

[ 2022年9月5日 07:00 ]

置屋の女将・江本みどり役としてドラマ「遺留捜査」に出演する日高のり子(中央)(C)テレビ朝日
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 国民的アニメ「タッチ」浅倉南役、映画「となりのトトロ」草壁サツキ役などを務める声優の日高のり子(60)が8日放送のテレビ朝日系ドラマ「遺留捜査」第9話に出演することを5日、同局が発表した。

 今回、日高が演じるのは、森日菜美演じる舞妓・葉月を預かる置屋の女将・江本みどり。置屋は舞妓たちを育てる“家”のような場で、女将はそこに住み込む舞妓や芸妓たちから“お母さん”と慕われる存在。みどりは芸妓への“襟替え”を間近に控えた葉月を守ろうとしているのか、糸村たちを警戒。しかしその表情やふるまいには、ただ葉月を心配するだけではない、複雑な心情を秘めている様子が垣間見えるなど、謎めいた花街の女将をしっとりと演じる。

 日高といえば、国民的アニメ「タッチ」浅倉南役のほか、映画「となりのトトロ」草壁サツキ役、「らんま1/2」天道あかね役、「名探偵コナン」世良真純役などで有名。はつらつとしたキュートな声が印象的だが、今回は祇園の伝統を守ってきた女性らしく和服を粋に着こなし、しっとりと画面に登場。貫録とたおやかさを同居させた佇まいで、堂々と「遺留捜査」の世界に降り立った。

 アニメファンとして知られる主演・上川隆也は2020年、ドラマスペシャル「検事・佐方~恨みを刻む~」の配信トークイベントが開催された際、「タッチ」で主人公・上杉達也役を務めた声優・三ツ矢雄二と初対面し大感激していた。今回はヒロイン・南役の日高と共演。しかも初めて映像上で演技を交わす、というこの上なく幸せなシチュエーションに感動した。

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