糸谷哲郎八段が挑戦者決定リーグ復帰決める 150手で佐藤康光九段下す ALSOK杯王将戦2次予選

[ 2022年9月2日 18:35 ]

佐藤康光九段(右)を下して挑戦者決定リーグ復帰を決めた糸谷哲郎八段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)2次予選は2日、東京都渋谷区の将棋会館で3組決勝を行い、後手の糸谷哲郎八段(33)が150手で佐藤康光九段(52)を下し、挑戦者決定リーグ復帰を決めた。

 この日でリーグ参加者全7人が出そろった。2次予選通過者は糸谷の他、豊島将之九段(32)と服部慎一郎四段(23)。シードは前期7番勝負敗退の渡辺明名人(38)=棋王との2冠=、永瀬拓矢王座(29)、羽生善治九段(51)、近藤誠也七段(26)の4人。

 リーグは例年、9月中旬から下旬にかけて開幕する。現在の王将位は藤井聡太5冠(20)=竜王、王位、叡王、棋聖=が保持している。

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2022年9月2日のニュース