古谷一行さん死去、78歳「8月23日永眠いたしました。予期せぬ出来事に見舞われ…突然の事」事務所発表

[ 2022年9月2日 17:52 ]

俳優の古谷一行さん
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 俳優の古谷一行(ふるや・いっこう、本名=かずゆき)さんが8月23日に死去したことが、2日分かった。78歳だった。所属事務所フロム・ファーストプロダクションが発表した。後日「お別れの会」を執り行う予定。

 所属事務所は「古谷一行が2022年8月23日(火)永眠いたしました。ここに皆様からの生前のご厚誼に深謝し、かけがえのない財産を残してくれましたこと、心より感謝の気持ちを持ってお見送りさせていただく所存でございます」と発表。

 続けて「病克服後、次なる挑戦に向けて、家族の見守りと共にトレーニングに通う日々を送っておりました矢先、この度の訃報となる予期せぬ出来事に見舞われてしまいました。余りにも突然な事に、ご遺族のご心痛は、計り知れないものでございます。少し先になりますが、ご親族と相談の上『お別れ会』を執り行う予定です」とした。

 古谷氏は2011年に早期の肺がんが発見され、切除術を受けている。

 古谷 一行(ふるや・いっこう、本名=かずゆき)1944年(昭19)1月2日生まれ、東京都出身。中大卒。在学中から俳優座養成所で学び、67年に日生劇場の「アンナ・カレーニナ」で初舞台。74年TBS「華やかな荒野」で主演に抜てきされ一躍注目を浴びる。77年に毎日放送「横溝正史シリーズ」の金田一耕助役で人気俳優の仲間入り。97年のよみうりテレビ「失楽園」では川島なお美との濃密なラブシーンが話題となった。「金曜日の妻たちへ」「虹」「ひよっこ」「新・平家物語」「元禄太平記」、「オレゴンから愛」などヒットドラマに多数出演。歌手としても活動。長男はロックバンド「Dragon Ash」のボーカル降谷建志。

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