谷原章介 香川照之の降板に「今回、女性がされたのは下着をはぎとられて生で体を…これは性的暴行」

[ 2022年9月2日 09:45 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(50)が2日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。高級クラブのホステス女性への性加害疑惑が報じられた俳優の香川照之(56)について言及した。

 香川は性加害疑惑によって、TBSの情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)の金曜司会を降板。この日の同番組に録画で出演して「多大な迷惑をかけ、本当に申し訳ありません」と謝罪し、降板については「情報番組の司会は、あくまでも自分の言葉、生の言葉、あるいは限りなく生に近い言葉を通して、ニュース、情報を伝えていく仕事。今の私の生の声はその意味では説得性がありません。さまざまな不信感や不快感を視聴者のみなさまに与えてしまう」と説明した。

 谷原は「香川照之さんという役者さんは、演技者として日本を代表する方で、僕は残念な思いでいっぱいです」と切り出し、「今回、事の発端は3年前にクラブで起きたこと。それが昨今、風俗店で働いているんであれば、多少のセクハラは我慢すべきだ、みたいな論調があるんですけども、それは全く違うと思う」と言い、「セクハラという行為はあくまで衣服の上から、例えばちょっと体を触られるとか、卑猥な言葉を浴びせられるとか、その程度が僕の中ではセクハラという範疇(はんちゅう)であって、今回、女性がされたのは下着をはぎとられて生で体を触られて、なおかつその下着を皆にかぎ回される、これは僕は性的暴行だと思います」と話した。

 そのうえで「例えばミニスカートの女性が歩いていて、その方が痴漢に遭ったら“ミニスカートなんて履くから痴漢に遭うんだよ、そんなの履くな”、これはおかしな話じゃないですか。“痴漢に遭いたくないんだったら、そんな痴漢に遭わないような服を着ろ”、決して銀座のクラブという場所はそういう性的な暴行、セクシャルハラスメントの時点でもだめだと思いますけれども、性的な暴行も認められるような場所ではないと僕は思います」と語気を強め、「ですからそういう所で働いている方が、そんな暴行を受けて当たり前だとは全く思いません」と自身の考えを述べた。そして「僕は香川さんの今回のことに関して3年前に起きたことが、この1週間でかなり大きな影響を社会に与えたなと思いますね」と話した。

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