降谷建志 急逝の父・古谷一行さんに感謝「バチくそ格好良かった」「親父の息子にしてくれてありがとう」

[ 2022年9月2日 20:25 ]

「Dragon Ash」のKjこと、降谷建志
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 ドラマ「横溝正史シリーズ」の金田一耕助役や「金曜日の妻たちへ」などで人気を博した俳優の古谷一行(ふるや・いっこう、本名かずゆき)さんが8月23日に死去した。78歳。東京都出身。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。ここ2年ほど体調不良で公の場に姿を見せず、7月には20キロ減の激痩せが報じられていた。ただ、先月に入って食欲も戻り、回復していただけに周囲はショックを受けている。

 ロックバンド「Dragon Ash」のボーカルで長男の降谷建志(43)は、同日に自身のインスタグラムを更新し、「親父お疲れ様。最後まで本当に勇敢に闘い抜いたね。バチくそ格好良かったよ」と追悼。「俺にはまだやりたい事も観たい景色も山程ある。だからそっち行くのはちょと先になると思うんよな。役者仲間達と楽しくやって待っててよ」とメッセージを記した。

 最後には、「親父の息子にしてくれてありがとう」と感謝。「生まれ変わってもイカした俳優とイカしたバンドマンの親子になろぜ。愛してるよ。じゃね」と続けた。

 降谷はこの日夜、悲しげな面持ちで帰宅。古谷さんと30年来の付き合いがあった近隣住民に「ニュースで見て驚いたよ」と声を掛けられると「胃がんで胃を全部取っていて、抗がん剤も止めていたからね」と説明した。仲良し父子で知られただけにショックは大きい様子だった。

 古谷さんは7月下旬に女性誌で激痩せした姿がキャッチされたが、所属事務所によると、8月初めにはスタッフと食事をするほど回復。今秋の仕事復帰を目指し、体力をつけるためにスポーツジムに通っていた。しかし、亡くなる数日前から顔色が悪く、自ら「入院するわ」と言って、病院に行った日に息を引き取った。事務所関係者も「青天のへきれき」というほどの急死で、死因は分かっていないという。

 所属事務所は「あまりにも突然なことに、ご遺族のご心痛は、計り知れないものでございます」とコメントを発表。降谷やその妻で女優のMEGUMI(40)らを思いやった。後日、お別れ会を行う予定という。

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