藤井竜王の挑戦者は 山崎八段と広瀬八段の竜王戦挑決3番勝負始まる 山崎の先手で戦型は相掛かり

[ 2022年8月9日 13:15 ]

竜王戦挑戦者決定3番勝負の第1局に臨む山崎隆之八段(日本将棋連盟提供)
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 山崎隆之八段(41)と広瀬章人八段(35)とで藤井聡太竜王(20)=王将、王位、叡王、棋聖を含む5冠=への挑戦権を争う第35期竜王戦挑戦者決定3番勝負の第1局が9日午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。先手は振り駒の結果 山崎。戦型は相掛かりへ進んだ。

 2勝で進出する7番勝負。山崎は3番勝負進出が10年ぶりで、7番勝負なら初めて。広瀬は第31期で3番勝負を突破して7番勝負に進出し、羽生善治九段(51)のタイトル獲得通算100期を阻んだ。7番勝負の第1局は10月7、8日に東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」での開催が決まっている。

 正午の昼食休憩までに40手進み、山崎は居王だが角を4段目に据え、攻撃的な布陣を敷いた。広瀬は中住まいで低く構えた。
 メニューは両者同会館内にある「イレブン」のサービスランチで、山崎が「一口ヘレカツ」、広瀬が「チキンステーキ&白身魚フライ盛り合わせ」。

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