「ちむどんどん」オルゴール破壊…ニーニー&良子、重子“土下座説得”も怒号兄妹ゲンカ!暢子結婚どうなる

[ 2022年8月9日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第87話。重子(鈴木保奈美)を説得する賢秀(竜星涼)と良子(川口春奈・中央)だったが…(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は9日、第87話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第87話は、1978年(昭和53年)8月、結婚を決めた暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)。和彦と重子(鈴木保奈美)を再び「アッラ・フォンターナ」に招待したい暢子は「おいしいものを出したい」と意気込む。オーナーの房子(原田美枝子)は暢子に「おいしくないものを出しましょう」と意外な提案をした。その頃、良子(川口春奈)は重子を説得しようと、何と和彦の実家に突撃。そこへ、さらに“もう1人の人物”が現れる…という展開。

 房子は「料理はおいしいだけじゃない。忘れていた思い出を呼び起こすものでもある」と真意を説明した。

 重子の家。“もう1人の人物”とは、良子曰く“比嘉家のお荷物”の賢秀(竜星涼)だった。

 賢秀はリビングに通されるなり、重子の大好きなオルゴールを勝手に触って破壊。良子は土産のアンダンスー、サーターアンダギー、沖縄の麸(ふ)、黒糖、唐木のお茶、歌子のカセットテープをテーブルに並べた。

 良子は「お義母さん」、賢秀は「おばさん」と土下座。2人は暢子の結婚の許しを請いながら、激しく口論。怒鳴り合いの兄妹ゲンカを繰り広げた。

 重子に母の差し金かと指摘されると、良子は「母はそんな人じゃありません!うちは何を言われてもいいし、ニーニーのことはもっと何を言われてもいいけど、お母ちゃんを悪く言うのだけは絶対に許さん!」と激怒した。

 賢秀は「頼むよ、おばさん。オレはもう、散々ガキの頃から家族に迷惑掛けてきた。これでまた、オレのせいで暢子が結婚できないとかなったら、オレはもう、豆腐の角に頭ぶつけて死ぬしかないわけ。暢子をちゃんと見てやってちょうだい。あいつのどこが気に食わない?オレの大事な大事な大事な大事な妹なわけよ」と必死の訴え。

 しかし、説得は喧騒のうちに時間切れとなり、敢えなく失敗。賢秀と良子は重子の家の前にあるベンチに腰掛け、途方に暮れた。暢子&和彦の結婚はどうなる?

 暢子の“お弁当作戦”時に続き、お手伝いさん・岩内波子(円城寺あや)がいい味を出した。賢秀と良子の突然の訪問にも「私が帰ってくださいと言ったら帰る」の条件付きながら中に招き入れ、重子に「突破されました」。2人が帰り「母親の顔が見てみたい」とグッタリの重子には「披露宴でお会いになれるのでは」と語った。

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