伊藤沙莉 「ひよっこ」オーディションはヤンキー風でお嬢様口調「絶対受からないよ」もまさか

[ 2022年2月4日 16:04 ]

伊藤沙莉
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 女優・伊藤沙莉(27)が4日、NHK総合「あさイチ」(月~金曜前8・15)にゲスト出演し、17年に出演した連続テレビ小説「ひよっこ」にまつわるエピソードを披露した。

 同作では米屋の娘・米子を熱演した。強気で一本気な性格の役どころ。劇中のコミカルなシーンが映されると、MCの「博多華丸・大吉」の博多大吉は「『ひよっこ』のころの沙莉ちゃんって、(吉本新喜劇の)島田珠代さんっぽい」と笑い、伊藤も「確かに、かなりリスペクトしてました」と明かした。お茶の間のインパクトは強かったようで、「街とかでも声を掛けていただいたのは、『米子』と掛けていただくのが一番多かったですね」と喜んだ。

 オーディションは別の役柄で受けたという。「もともとは、時子の役のオーディションだったんです。背の高い、(米子の)恋敵。佐久間由衣ちゃんがやった時子の役で。だけど、実際に出来上がった時子より、お嬢様口調の、オーディションの台本が」。当時の伊藤は、別作品でヤンキー役を演じており、髪も茶髪で根元だけ黒の“プリン頭”。オーディションでは、お嬢様口調なのに見た目はやんちゃという不思議なキャラが出来上がったという。「こんなの絶対受からないよ」と思っていた伊藤だったが、脚本の岡田恵和氏が伊藤のイメージを反映させた米子のキャラクターを、当て書きで生み出してくれたことを明かした。

 朝ドラのオーディションは「結構、ほとんど受けてると思います」といい、「『まれ』とか、『エール』もたぶん受けてる…言っていいのかな?もう過ぎたことだから」と笑わせた。

 一方で、「毎回、行くのが嫌で」と意外な告白も。「(イメージが)違うでしょ?って思ってるから。何で行かされるんだとずっと思っているから。会社から『オーディション受けてみない?』みたいに。『違うでしょ』と思いながら毎回、行くんですけど、マネジャーさんとかが信じてくれていることが支えなので、『頑張ります』みたいに毎回、受けてました」と打ち明けていた。

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2022年2月4日のニュース