石原良純 父・慎太郎さん訃報伝えるニュースに気丈ツッコミ「『4人のお子さん』…足したら240歳」

[ 2022年2月4日 20:14 ]

石原良純
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 タレントで気象予報士の石原良純(60)が、4日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜後6・50)に出演し、1日に死去した元東京都知事で作家の父・石原慎太郎さん(享年89)について語った。

 慎太郎さんは膵臓(すいぞう)がんを患っており、昨年10月に再発。東京都大田区の自宅で1日午前に息を引き取った。番組では予定を変更し、慎太郎さんの追悼コーナーを番組終盤に設けた。収録は3日に行われた。

 良純は慎太郎さんの訃報を受け、家を訪れた際を振り返った。「報道陣にあいさつしたんだよ。『俺、捕まった?』って。フラッシュをバシャバシャって、『どうも今日は申し訳ございません』って。何で俺、謝ってるんだろうって」。ジョークを披露する気丈さで、努めて明るく振る舞った。

 父の訃報を伝えるニュースも見たというが、その中で違和感のあった表現についても語った。「ニュースで『遺された4人のお子さんは』って、全部足したら240歳だぜ?」「どんだけかわいい子が出て来るのかと思ったら。ジジイばっかりじゃねえか」と自虐を込めて話した。

 高嶋ちさ子からは「お父様とお二人の関係が、敬語を使わなきゃいけないような親子関係、どこかちょっと遠い関係だったとすると、自分と息子、子供とはもっと友達みたいな関係になろうと思ったり?」と尋ねられた。良純は「僕は(子供との関係は)近いね」と答え、自身と慎太郎さんとの距離感とは違う関係性を築いていることを打ち明けた。

 その一方で、「気が付いたら(慎太郎さんと)同じ距離感で並んじゃったりする」とも明かした。かつて逗子の海岸をジョギングに連れ出されたところ、慎太郎さんに置いてけぼりを食らったことがあったといいう。「『お父さん走るから行きなさい』って連れて行かれて、海岸に出たら勝手に走って行って。何だかなって」。ところが、自身も子供に対して似たようなことをしていたとも告白。「やってることは一緒なんだよ。子供と遊んであげたいし、限られた時間でリフレッシュしたいし。そんなところかは似てるのかな」と、しみじみ語っていた。

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