岸惠子　70年来の親友・草笛光子の筋トレ指導に白旗「あんなの嫌だ～　怒られながら」

岸惠子
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　女優・岸惠子（89）草笛光子（88）が、4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演し、学生時代のエピソードを披露した。

　ともに神奈川で最初に創立された県立高等女学校（現・平沼高）出身で、岸が1年先輩。同じ舞踊サークルに入っており、そのころから70年を超える付き合いという。岸は草笛を「彼女はとにかく明るくて、歌と踊りがすごくうまかった」と評した。

　対する草笛は、岸の印象を「ここ（小脇）に本かなんか持って、かっこよく。何となくいつも本を離さないような感じでした」と懐かしそうに語った。岸も「ものすごい読書家だったわね」と思い返していた。

　勉強は草笛が「私はダメ」と言ったのに対し、父が教師だったという岸は「私は好きだったから。できたというより、大好きだったから。何しろ、いろんなことが知りたくて。英語はダメだった。英語と数学がゼロだったけど、国文とか歴史とか地理とかはものすごく好きだった」と目を輝かせていた。

　岸によると、2人の性格は対照的だという。「正反対なんですよ。私はお料理が大好きだし、彼女はやらないし。でも、いっぱいいいところがある。私は70年くらい女優として生きているのに、100本も映画に出ていないんですよ。彼女は何にでも出て、すがすがしいでしょう？」。筋トレに余念がない草笛は、岸にもレクチャーしたものの、その厳しさに岸は白旗を揚げたという。「あんなの嫌だ～。怒られながら」と笑っていた。