羽生善治九段がB級1組へ降級 A級在籍は連続29期で途切れる

[ 2022年2月4日 22:31 ]

順位戦A級8回戦で対戦する羽生善治九段(左)と永瀬拓矢王座(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第80期順位戦A級8回戦は4日、東西の将棋会館で5局を行った。羽生善治九段(51)は永瀬拓矢王座(29)に敗れて6敗目(2勝)を喫し、最終局(3月3日)の広瀬章人八段(35)戦を待たずにB級1組への降級が決まった。

 羽生は第52期(1993年度)にA級昇級を果たして以来、9度の名人位獲得を含め29期に渡りトップクラスに在籍してきた。

 A級在籍の連続記録29期は大山康晴15世名人(44期=休場含む)谷川浩司九段(32期)升田幸三・実力制第4代名人(31期=休場含む)に続き、中原誠16世名人に並ぶ歴代4位。

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2022年2月4日のニュース