有働由美子アナ あの長野五輪の名シーンを「演出」していた「お泣きになって…」

[ 2022年2月4日 17:37 ]

有働由美子アナウンサー
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 フリーアナウンサー・有働由美子(52)が4日、ニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に出演。NHK時代に取材した98年長野冬季五輪の思い出を振り返った。

 北京五輪開会式当日の放送。NHK時代にスポーツ番組のキャスターを長年務めた有働アナのトークテーマも、自然とスポーツ界最大の祭典に移った。

 「日本代表の総監督が原田雅彦さんということで。私、94年のリレハンメル五輪の時から、(現役時代の原田さんを)放送でお伝えさせていただいていたので、何かシミジミしますね」

 94年のリレハンメル五輪ジャンプ団体では、原田の「失速ジャンプ」が響いて日本は銀メダル。4年後、同じ状況から原田は最長不倒ジャンプを決め、雪辱の金メダルを勝ち取った。

 「競技が終わって、メディアのミックスゾーンってとこに来られて、インタビューをするのですが、私、一番最初に話を聞かせてもらえて。原田さん、いつもフワフワ、ニコニコされているんですけど、ちょうどインタビューの時に奥様の姿が見えて。“(悔しい)リレハンメルがあって、そして今回…。奥様には?”って聞いたら、“また、そうやって泣かそうと思って…”って、お泣きになって」

 嗚咽交じりで日本中に感動を呼んだ、あのインタビューの口火は、有働アナによって切られていたのだ。「あの原田さんの涙が忘れられないんですけど…。その原田さんが総監督で…」と時の流れの早さを実感していた。

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