吉村知事　岸田首相の手腕に疑問符「強いリーダーシップを感じ取れない」「熱量みたいなものはない」

　日本維新の会の副代表で、大阪府の吉村洋文知事（46）が11日放送の読売テレビ「あさパラS」（土曜前9・25）に生出演。就任から2カ月が経過した岸田文雄首相（64）の印象に言及した。

　MCの「ハイヒール」リンゴ（60）から「岸田首相（について）はどういうふうにお考えですか?」と聞かれ、吉村知事は「いや、僕は…」と口にしてから3秒ほど沈黙。「やっぱり、力強いリーダーに総理になってもらいたいと思ってるんです」と続ける。

　そして「今、日本はどんどん子どもの数も減ってきて、僕らの現役世代って気付き始めてるんです。今の仕組みってもたへんやろうなって。社会保障にしても。僕らが辛うじて逃げ切っても、子ども世代はもたへんやろうなって思ってるので、国を大きく改革する強いリーダーシップをやってもらいたんですけど、今のところ僕はそれを感じ取れないです」とキッパリ。

　さらに「改革しようという気もなかなか感じ取れないし、いろんな人の意見を聞くんですけど、どっちがええかなって見てる感じは凄いするんですけど、こっちの方向で行こうっていう熱量みたいなものは、正直ないです」と口にして、首相としての手腕に疑問符を付けた。