天国でもどつき漫才を…正司敏江さん追悼公演、酒井くにお・とおるらが思い出語る

[ 2021年12月11日 18:05 ]

正司敏江さんの追悼公演で思い出を語る(左から)桂福団治、横山ひろし、森脇健児、酒井とおる、酒井くにお                               
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 タレント森脇健児(54)、漫才コンビ「酒井くにお・とおる」「横山ひろし・春けいこ」らが11日、大阪・心斎橋角座で、9月18日に脳梗塞で亡くなった正司敏江さん(享年80)の追悼公演に出演した。

 敏江さんの弟子のような存在だった酒井とおる(70)は「何回も長襦袢(じゅばん)姿見た。“おまえ、見るなよ”って言われたけど、誰が見るかいな」などと憎まれ口をたたきながらも、愛情たっぷりに故人をしのんだ。

 離婚後も「正司敏江・玲児」として漫才を続けた敏江さん。横山ひろし(74)は「別れても玲児師匠にゾッコンやった」と明かした。敏江さんと同期だった落語家の桂福団治(81)が「またあっち(天国)で2人で会うて“どつき漫才”したらええ」と天を仰ぎ、しみじみ語りかけるように話すと、横山は「アカン!会わん方がいい。また金で苦労する」と突っ込み笑わせた。

 敏江さんをしのぶトークコーナーでは、運転の腕前こそ上手だったが「筆記試験で11回落ちた」、「(トレードマークの)リボンのコレクションをほめたら機嫌が良くなった」、「入れ歯を忘れて舞台に来た」など、愛されエピソードが披露され、満員約90人の客席も笑いに包まれた。

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2021年12月11日のニュース