小泉今日子 「あまちゃん」で変わったせりふの覚え方「もうこれは覚えきれないと思って」

[ 2021年12月11日 17:46 ]

女優の小泉今日子
Photo By スポニチ

 女優の小泉今日子(55)が11日、ニッポン放送「八木亜希子 LOVE&MELODY」(土曜前8・30)に出演し、出演作のせりふの覚え方について語った。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー八木亜希子(56)と、スケジュール管理方法についてトーク。手帳派かスマホ派かを聞かれると、「スマホというか、パソコンでみんなで共有できるように」と答えた。手書きの習慣については、「ちょっとしたお礼とかお手紙があったら、ちょっとしたお返事を書くことは結構ありますし、あとはせりふを覚える時に、書き出すと覚えやすくて」と明かした。

 八木アナが「『あまちゃん』の時も、膨大のせりふとかも全部…?」と問われると、小泉は「『あまちゃん』の時から始まったんですよね」と打ち明けた。

 13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、小泉はヒロインの天野アキ(のん)の母・天野春子役で出演。初の朝ドラ出演作は、主要キャストだったこともあり、膨大なせりふ量があったという。「膨大すぎて、しかも(台本が)何冊も。1週間分くらいの本を持ってるじゃないですか?ドラマの撮影って、セットの都合で、『梨明日』というスナックのシーンがあったりするじゃない?その日1日全部、梨明日のシーンを撮らなくちゃいけなくて。それは莫大な量なんですよね。もうこれは覚えきれないと思って、あの時から書くようになりましたね」。

 せりふはもともと、目で見て覚えるタイプだったという。「目で見ることに関して、すごく記憶力を発揮するんですね。若い時は台本だけで覚えられたんだけど、頭の中でページをめくったりするんですよね」。それが、「あまちゃん」を機に新たな方法に挑戦したといい、「『あまちゃん』の時の莫大な量に、『これだけでは覚えられない』と思って、書いて、自分の字で覚えて」と話した。

 書き出すだけでなく、「録音する時もありますけどね」という。「相手の方とのやりとりが細かいと、全部ばーっと読んで入れて、車の中で聴いて、という」と、状況に応じて使い分けていることを明かした。

続きを表示

2021年12月11日のニュース