ひろゆき氏 ドン逮捕で旧体制決別宣言の日大に「前理事長に学長にしてもらった加藤学長自ら辞任した方が」

[ 2021年12月11日 12:43 ]

西村博之氏
Photo By スポニチ

 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が、10日配信のABEMAの報道番組「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモートで生出演し、所得税法違反容疑で逮捕された日本大学前理事長の田中英寿容疑者(75)をはじめ、同大の理事らが次々と逮捕された事件についてコメントした。

 同大の医学部付属板橋病院を舞台にした背任事件に絡み、田中容疑者の側近だった元理事の井ノ口忠男被告(64)=背任罪で起訴=が、関連会社「日本大学事業部」の取締役として実質的に支配していた。同大は10日、事件後初めて会見を開き、加藤直人学長(70)は、田中容疑者の実行支配が続いた体制からの決別を宣言した。

 ところが、ひろゆき氏は加藤学長の言葉に疑問符を付けた。「田中前理事長の影響力を持っている井ノ口容疑者が取締役のポジションに影響を与えてたという話なので」と前置き。「田中前理事長を辞めさせたとしても、影響力がある形で“子分”を配置したら、結局は変わらないと思うんですよね。田中前理事長に学長にしてもらった加藤学長自ら、辞任した方がいいんじゃないかなと思います」と私見を語った。

 また大学ジャーナリストの石渡嶺司氏は、田中容疑者について記された昨年敢行の書籍「炎の男 田中英壽の相撲道」について、「要は田中前理事長のヨイショ本ですね」とバッサリ切り捨てた。書籍の帯メッセージを加藤学長が書いており、「こういうヨイショ本で、しかも顔写真付きで推薦を出される方が、『田中体制とは決別します』って、どの口で言えたのかなというのは私、ちょっと疑問ですね」と苦笑いした。

続きを表示

2021年12月11日のニュース