飯本日菜子 バレエで培った表現力、目指すは華麗に踊れるラジオパーソナリティー

[ 2021年12月11日 05:30 ]

「Voicyスポニチニュース」水曜日担当の飯本日菜子
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 音声プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」で配信中の第4期スポニチニュース、各曜日の担当パーソナリティーを連載で紹介します。第2回は水曜日担当・飯本日菜子さん。

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 一言一句はずむような明るい声が、水曜日のスポニチニュースから流れてくる。聞いていると、いつもの朝の景色も彩り鮮やかになっていく。宝くじ幸運の女神を務める飯本は、ニュースと一緒に元気もラッキーも届けてくれるようだ。

 「毎週の発信に思い入れがあるし、やりがいを感じています。スポーツに対しては、日常生活の中で常にアンテナを張るようになりました」

 4歳からクラシックバレエやモダンダンスに打ち込んでおり、豊かな表現力を備えている。声の活動にも興味を持つようになり、大学卒業後にテレビやラジオ番組に出演。司会やイベントも任されるようになり、一気にのめりこむようになった。「自分の言葉で発信することの面白さ、奥深さを肌で感じることができました」。小学生からプロ野球観戦が大好きだったこともあり、現在はスポニチニュースを活躍の舞台にしている。

 夏の東京五輪・パラリンピックは深く心に刻まれる活動になった。小学生の頃、テレビで観戦した夏季アテネ大会や冬季トリノ大会に感動してオリンピック新聞を手作りしたことがある。幼な心を夢中にさせた創作活動の原点に、大人になって、しかも東京大会で再び巡り合えたことが何よりもうれしかった。「あのときの経験がいまやっと生かされた気持ちになりました。タイムマシンであの頃に戻れるなら“将来、東京五輪のニュースを読んでいるよ”と伝えてあげたいくらいです!」。2020TOKYOは、飯本にとってもリスナーと感動や興奮を共有した特別な夏になった。

 将来の夢はダンサーとともに、ラジオで番組を持つことだ。「自分の言葉で情報を発信するのはとても楽しいですが、責任も重いと感じます。トーンや口調などをまだまだスキルアップさせていきたいです」。華麗に踊れるラジオパーソナリティーを目指して、アン・ドゥ・トロワで表現力を磨いていく。

 ◇飯本 日菜子(いいもと・ひなこ)1996年(平8)6月11日、東京都出身。4歳からバレエ、モダンダンス、コンテンポラリーダンスを始め、全国コンクールで多数入賞。ミュージカルや演劇などの舞台にも出演。日大芸術学部卒。第40期宝くじ幸運の女神。

 ▽スポニチニュースを聴く方法 ボイシーのスマホアプリ、またはPCのウェブサイトにて無料で聴くことができます。https://voicy.jp/channel/617

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