藤井竜王誕生の衝撃!「四段がいつの間にか四冠」「三冠短命すぎる」「豊島無冠になっちゃった」

[ 2021年11月13日 20:01 ]

第34期竜王戦7番勝負第4局 ( 2021年11月13日    山口県宇部市 )

竜王戦第4局、封じ手を指す藤井聡太3冠(右)と豊島将之竜王(13日午前9時4分、山口県宇部市のANAクラウンプラザホテル宇部で)(代表撮影) 
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 第34期竜王戦7番勝負第4局は13日、山口県宇部市で2日目が指し継がれ、藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が豊島将之竜王(31)に122手で勝って4連勝で竜王を奪取、史上最年少の4冠になった。4冠達成は史上6人目で、これまでの最年少は羽生善治九段の22歳9カ月(1993年)だった。

 2016年の史上最年少「四段」からわずか5年で史上最年少「四冠」になった藤井4冠。また2018年から約2年間で5タイトルを獲得していた豊島竜王が「無冠」に。ネット上では藤井4冠誕生の衝撃とともに「豊島無冠」のワードも沸騰した。

 目まぐるしい将棋界の勢力図の変化に「頂点…ひぇ…序列トップ」「再来年には藤井八冠か…」「藤井二冠より藤井三冠短命すぎる」「化け物すぎる…おめでとう!」「豊島無冠になっちゃった」「豊島無冠て悲しい」「豊島九段とか違和感しかない」「豊島無冠、羽生無冠て…」などさまざまな驚嘆の声にあふれた。

 なお、藤井4冠はこれで棋士の序列を表す席次で、3位から初めて1位に就く。名人と並ぶビッグタイトルの獲得で豊島、渡辺明王将(37)=名人、棋王の3冠=を抜き、十代にして初めて名実ともに棋界のトップに立った。

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2021年11月13日のニュース