古市憲寿氏 現金とクーポンでの10万円給付に「どこまで効果があるのか、すごい謎」

[ 2021年11月13日 13:23 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が13日、テレビ朝日「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演。 自民、公明両党が新型コロナウイルス経済対策として一致していた18歳以下の子どもへの10万円相当給付が現金とクーポンでの支給となることに疑問を投げかけた。

 岸田文雄首相(自民党総裁)と山口那津男公明党代表が10日に官邸で会談し、確認した。首相はその夜の記者会見で「厳しい経済状況にある学生にも、修学継続のため10万円の緊急給付金を支給する」と明らかにした。年収960万円の所得制限を導入する方針で、10万円は5万円は現金で支給し、さらに5万円相当のクーポンでの支給することで合意した。

 昨年の定額給付金では多くの世帯が消費ではなく、貯蓄に回したという話から「当然ですよね」と見解。「本来、今回だったら18歳以下のいる世帯って当然若い。マイナンバーカードでひもづけて、1年間に消えちゃいますよって、ポイントみたいな形でお金を配るとかもっとやりようがあった。現金とかクーポンで渡しちゃうと、今、使わなくてもいいかなって思う人も多いでしょうから、今回もどこまで効果があるのか、すごい謎」と見解を示した。

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2021年11月13日のニュース