村上信五 フジの北京五輪メインキャスターに 東京に続く大役「喜びしかございません」

[ 2021年10月21日 04:30 ]

フジテレビの「北京2022オリンピック」の放送でメインキャスターを務める関ジャニ∞の村上信五(C)フジテレビ
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 関ジャニ∞の村上信五(39)が、来年2月に開幕する北京冬季五輪のフジテレビ中継で、メインキャスターを務める。今夏に開催された東京五輪に続く2大会連続の大役。「アスリートの思いや戦う姿をお伝えすることが再度でき、喜びしかございません」と意気込んでいる。

 2015年から同局のスポーツ特番でMCを務めてきた。その間、競技を体験したり、アスリートを取材。東京五輪では、その経験やバラエティー番組で培ったトーク力を生かし、お茶の間に感動の瞬間を届けた。

 民放各局がしのぎを削り合う五輪放送で、メインキャスターの人選は番組の重要な要素の一つだ。04年のアテネ大会からテレビ朝日のキャスターを務める松岡修造(53)、04年から18年の平昌大会までTBSを担当した中居正広(49)、08年の北京大会から18年まで日本テレビを担当した櫻井翔(39)らは長く“五輪の顔”として各局を支えてきた。関係者は「今後、村上さんが長くフジの五輪中継の顔として定着してくれれば」と期待を込める。

 村上はすでに注目選手もピックアップ。取材経験のあるスピードスケート女子の高木美帆(27)、フィギュアスケート男子の鍵山優真(18)の名前を挙げた。3大会連続の金メダルが期待される羽生結弦(26)については「大会期間中の一挙手一投足に注目が集まると思いますので、全てのコメントにも注目したい」としている。

 新型コロナの状況にもよるが、今回は北京に乗り込んでの取材を予定。「会場の空気は当然、オリンピックならではの緊張感などを伝えたい」と気合十分。「東京オリンピックの興奮同様、日常を忘れて楽しんでいただけますように努めます」とフル回転を誓った。

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2021年10月21日のニュース