野々村友紀子氏 きょう初公判 軽井沢・スキーバス転落事故に「しっかりした裁判してほしい」

[ 2021年10月21日 17:05 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 放送作家の野々村友紀子氏(47)が21日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。軽井沢町でのスキーバス転落事故についてコメントした。

 番組では2016年、長野県・軽井沢町で走行中のスキーバスが転落。大学生ら15人が死亡、26人が負傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われたバス運行会社社長と元運行管理者の初公判がきょう午前、長野地裁で始まったことについて取り上げた。事故は1月15日午前1時50分ごろ、軽井沢町内の国道18号で発生。バスは下り坂で時速96キロまで加速し、カーブを曲がりきれず崖下に転落した。

 起訴状によると事故を起こした運転手から、雇用前に「大型バスの運転に不安がある」と聞きながら技量を把握せず、バスの運行会社は安全管理の義務や運転手に関する必要な指導監督を怠ったとされる。

 MCでフリーアナウンサーの石井亮次(44)から「ご遺族の想い。大学生13人ですからね」と振られた野々村氏は、「本当にこの事故衝撃的だったので覚えてますし、まだ私子供が小学生でしたけど、やっぱり色々この事件をきっかけに話すこと多くなりまして、自分が若いときなんかは、格安ほどなんか良いというか絶対飛びついてしまいますし、価格競争で事業者が安くしていって努力するっていうのはすごくありがたいんですけど、その裏に何があるのかっていうのがすごく露呈して…」とコメント。「こういうこともあるんだよっていうのをたぶん色々なご家庭でお話しされたと思いますし、でも選ぶ方は罪ないですから。それをしっかり命預かって、コロナ渦明けてきましたので旅行も増えてくると思いますけれども、ご遺族の方々がおっしゃっているように再発防止。絶対こんなこと起きないようなしっかりした裁判してほしいなと思います」と続けた。

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2021年10月21日のニュース