バービー イジられるのは「おいしい」けど…芸人としてのこだわり「自虐をしない」ワケ

[ 2021年9月22日 10:09 ]

「フォーリンラブ」のバービー
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 お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービー(37)が21日放送のフジテレビ系「セブンルール」(火曜後11・00)に出演。お笑い芸人としてのこだわりについて明かした。

 バービーはお笑い芸人の枠を超え、執筆活動、コメンテーター、下着プロデューサー、実業家とマルチな活動を続けている。それでも、本職はお笑い。芸人としてのこだわりとして「オープニングで自己紹介の時だけとか1ネタある時は『このカメラワークで動いてくれるとうれしいんですけど』みたいなこと言います。目を引くってなったら入り口のオープニングを他とは違うふうにした方がいいのかなっていうのと、その後のVTR、面白いこと言ってなくてもとりあえず、オープニングだけやっておけば何とかなるかなってうのもある」と説明。「センスとかネタとかっていうよりも絵面の面白い人間のほうだから」と自身を客観視したうえでの思いであることを明かした。

 さらに「自虐はしない」というルールも課している。そのきっかけについて「私がイジられているのを見た視聴者さんがツイッターで『私とバービーちゃんは容姿も人となりも同じぐらいだと思っていたのに、あそこまで言われるっていうことは自分が相当ブスで虐げられる存在なんだと思いました』って(書かれて)。その時に『うわー申し訳ないな』という気がして。私はおいしいと思っていたけど、そういうことを思う人がいるんだって思うと、とても私もつらくなっちゃった」と振り返った。

 「芸人だから面白いほうが勝ち、自分がおいしければいいっていう発想よりは、自分が発した自虐で誰かが傷つくことはないようにしたいなとは思っています。私自身がイジられることは今でもおいしいとしか思わないですよ。でもそれが『誰かが傷つくんだったらやめたほうがいいかな』っていう、発想の転換」と説明。「『あの体型なのにピチピチした服着てるの?』とか『ああいうふうなことを笑って乗り越えるんだ』みたいな、いろいろな受け取り方してもらっていいんだけど、何かしら思ってもらえたらそれは冥利に尽きますね」と語った。

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2021年9月22日のニュース