V6三宅健 特技は手話 きっかけはファンとの握手会 区で講習会3年間勉強

[ 2021年8月25日 14:52 ]

V6の三宅健
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 「V6」の三宅健(42)が25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。自身の特技だという手話について語った。

 司会の黒柳徹子(88)から「あなたは手話を。偉いね。やろうと思ったきっかけはありましたか」と聞かれると、三宅はデビュー10周年の握手会に、ろう者のファンが訪れ、手話で話しかけられたものの、言葉を返すことができなかったことがあったとし、「言葉をかけてあげられてなかったことが凄く気になっていて自分の中で。その後調べてどこで手話を勉強できるんだろうと思ったら、区で講習会があるってことだったんで、そこに3年間。僕以外はお姉さま方に囲まれながら勉強してました」と振り返った。

 また「手話に限らず言葉を学ぶってとっても難しい事だと思うんですけど、自分の伝えたいことがちゃんと相手に通じたり、相手が言っていることが理解できたりすると、とっても嬉しいですね」と笑顔。手話の勉強がきっかけで、DVDに字幕をつけることも実現、「ろう者のファンの子が握手会に来るまでは自分の感覚の中ではコンサートにろう者の方が見に来てるって思ってなかったんですよ。でも聞こえない方もスピーカーから出る低温の響きが楽しいらしくて、それを楽しみに見に来てくれているって初めて知って」とし、「自分たちの歌は(DVDでは)歌詞は出るけど、MCで何を話しているか分からないじゃないですか。そういうのを全部字幕をつけたDVDが発売できないかとスタッフさんにお願いしていて。それがちょうど20周年のタイミングからできるようになって」と喜んだ。

 ファンを大切にし、喜ばせるというのは前社長の故・ジャニー喜多川さんの教えだった。「デビュー当時はコンサートも毎回見に来てくれて。『もっとこうした方がいいんだ』ってその日に演目が半分くらい変わっちゃうくらい変更があったりとか。そのくらいファンの人を楽しませる、お客さんを喜ばせるということに執着しているのがジャニーさんだったので。そういう教えを10代の頃に教わりましたね」としみじみと語った。

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2021年8月25日のニュース