藤井王位 豊島竜王を退け、棋聖戦に続きダブル防衛「自分なりに足りない部分が見つかった」

[ 2021年8月25日 17:24 ]

 王位戦第5局で豊島将之竜王に勝ち感想戦で対局を振り返る藤井聡太王位=25日、午後5時55分ごろ、徳島市沖浜東の渭水苑(代表撮影)
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 藤井聡太王位(19)=棋聖と2冠=が豊島将之竜王(31)=叡王と2冠=の挑戦を受ける王位戦7番勝負第5局は25日、徳島市の料亭「渭水苑」で2日目が指し継がれ、藤井が77手で勝利した。4勝目(1敗)を挙げた藤井は初対戦以来6連敗した豊島を初のタイトル戦で倒した。

 「桂を跳ねてこちらの王が寄らなければ飛車を獲るのが大きいのかなと思った。駒得なので指せるのかなと」

 ほぼ互角で迎えた2日目午前、豊島が藤井角を狙った銀の進出に対し、藤井が飛車獲りに桂を跳ねた。豊島に読み違いがあったのか、その直後、銀損を覚悟で飛車を退避させる非常手段に出て、形勢に差がつき始めた。トップ棋士同士の対局で銀1枚の差はどこまでも大きく、最強挑戦者を迎えての初防衛戦を4勝1敗の大差で終えた。

 「勝った将棋も結構苦しい場面が長い将棋が多かった。自分なりに足りない部分が見つかったので、今後に生かしていければ」

 6月以降、渡辺明王将(37)=名人、棋王の3冠=を挑戦者に迎えた棋聖戦とのダブル防衛に成功。今度は3冠目を目指し来月13日、豊島に挑み現在2勝2敗のタイになっている叡王戦第5局の最終決戦に臨む。

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