吉村知事 文化部も含めて部活動は原則休止 保護者の判断で学校休んでも欠席扱いにはしない方針

[ 2021年8月25日 21:24 ]

大阪府の吉村知事
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 大阪府の吉村洋文知事(46)が25日、自身のツイッターを更新し、府内の学校全ての部活動を原則休止にする方針を示した。

 この日の府庁での会見で、同知事は「文化部も含めて、全ての部活動は原則、いったん休止。その要請をします。文化部でも、おしゃべりをしたり、お話をする機会があるので、感染リスクはゼロではない。部活動では感染が広がりやすく、クラスターが非常に多い」と、部活動を原則休止する方針について言及。卒業前の最後の公式大会への参加などについては、例外的に認める部分もあるというが、緊急事態宣言の期間となる9月12日までは、文化部も含めて要請する方針だ。

 これに補足する形で、同知事はツイッターで「子どもを学校に行かせることを不安に思う保護者もおり、仮に保護者の判断で休む場合は不利益を受けることがないようにしていく」との談話を引用し、これに対して「最終は各教委の判断ですが、学校を休んでも欠席扱いにならないようにします」と、府内の保護者に向けたメッセージを投稿。さらに「学校を休む判断をした児童生徒に対して、欠席扱いにしないだけでなく、学習に遅れがでないよう、できる限り配慮した措置をとるよう府教委から各市町村教委、私立学校に要請します。オンライン学習やプリント学習、その他、各学校によって方法や内容は異なると思いますが、児童生徒に寄り添った対応を」と投稿した。

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2021年8月25日のニュース