布袋寅泰 パラ開会式にデコトラに乗って登場 五輪パラセレモニーは25年ぶり参加

[ 2021年8月25日 05:30 ]

<パラリンピック開会式>ギターを演奏する布袋寅泰(撮影・木村 揚輔)
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 東京パラリンピックの開会式に、ギタリストの布袋寅泰(59)が出演した。1996年アトランタ五輪の閉会式にも参加しており、五輪パラセレモニーへの参加は25年ぶり2度目となった。

 江戸時代の絵師、伊藤若冲の日本画で装飾した光るデコレーショントラックの荷台に乗って登場。米映画「キル・ビル」のテーマソングに起用された世界的に有名な自作曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」をあいさつ代わりとばかりに演奏した。

 手には白黒の幾何学模様の愛用ギター。開会式のために書き下ろした「TSUBASA」と「HIKARI」の2曲を、全盲ギタリストの田川ヒロアキ(50)、車いすギタリストの川崎昭仁(53)らとともに息ぴったりの演奏。公募で選ばれた和合(わごう)由依さん(13)が演じた「片翼の小さな飛行機」を音楽で鼓舞した。

 アトランタ大会では閉会式の音楽を担当した友人の米作曲家、マイケル・ケイメン氏(03年死去、享年55)に誘われギターを演奏。12年には世界で成功しようとロンドンに移住した。こうした実績やチャレンジ精神などが買われてオファーされたとみられる。

 81年にロックバンド「BOOWY」を結成し、今年は活動40周年を迎えたタイミング。来月からは40周年記念ツアーが控えている。世界に中継された開会式に出演したタイミングでもあり、国内外で注目を集めそうだ。

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