ELEA 14歳トリリンガル、英語の自作曲で勝負 日英仏3カ国語操り作詞作曲

[ 2021年6月1日 05:30 ]

ザ・ファーストテイクオーディション デビューは君だ!!(1)

セミファイナリストに選ばれたELEA
Photo By 提供写真

 今、若者の間で話題のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。その出演と歌手デビューを懸けたオーディション「THE FIRST TAKE STAGE」がクライマックスを迎えている。セミファイナリスト14人の素顔を独占公開する。

 最年少でここまで勝ち上がってきたのが中学3年生のELEA(14)だ。全編英語の自作曲で勝負している。オーディションのYouTubeチャンネル内で公開された一発撮りの歌唱動画では、14歳とは思えない大人のたたずまいを感じさせる。

 「3カ国以上の文化や音楽に身近で触れてきているので、それを自分の音楽に落とし込めることがセールスポイントです」

 フランス人の父と日本人の母を持ち、3~10歳は香港に在住。日英仏の3カ国語を話すことができ、作詞作曲もでき、バイオリンとウクレレを弾きこなす才女。1年前から「elea houri」の名で歌唱動画のYouTube投稿を始めた。反響が増えていく中で、母にこのオーディションの存在を教えてもらい「自分の音楽はプロからどんなふうに見てもらえるのかなという力試しみたいな気持ちで受けさせていただきました」と振り返る。

 聴き手を鼓舞する「モチベーショナル・スピーカー」になりたいという。「私自身、人権など、まだまだ変わっていくべきことに、日々悶々(もんもん)としていたりするので、自分の音楽を通して、時には相談相手だったり、リスナーになったり、心を解放してほしいし、諦めないで一緒に変えていこうみたいなメッセージを届けられるアーティストになりたいです」と意欲を語った。

 ◆ELEA(エレア)2006年(平18)生まれ、東京都出身の14歳。初めて自作曲を作ったのは11歳の時。ヘアモデルとして雑誌に出たことも。好物は焼き芋で、苦手なのはナス。1メートル66。

 ELEAの歌唱動画URL→https://www.youtube.com/watch?v=KZZVGVZQBgA

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2021年6月1日のニュース